ガイ先生とうちはイタチ
NARUTOで最初に感動したのがガイ先生の「自分を信じない奴に努力する価値はない」というセリフがあるシーンだった。
そんなガイ先生が命がけでマダラと戦ったシーンは、正直、泣いた。
(ガイ先生を止めなかったリーも良かった)
そして最近、「イタチの生き方が理想だな」と思った。
イタチはガイ先生とは毛色が違うキャラクターだと考えている。
(そんな二人が対峙するシーンも良い)
イタチの生き方のどんなところが理想かというと、
家族や仲間にウソをつき通して死んでいった
というところ。
一見、というか当たり前だが、そんな生き方して楽しいの?とは思うし、そんなの楽しくない、と私は思う。
楽しくないけど、羨ましいのだ。
「(他人からは一族殺しと言われる)こういう自分が最善だ」と信じ、そういう自分を最期まで演じきった、というところが。
この「最善である自分を演じきる」、ここが本当に羨ましい。
イタチは里のために一族を殺して暁になって……という感じだった。
「誰かのために自分を演じる」って、そりゃ自分にとってはツラい感情が大部分を占めるだろうが、その誰かにとっては最高の自分である、というわけで……
そんな生き方ができたらな〜、と思う。
ガイ先生のような生き方はどちらかというと「最高の自分を求める自分のために最高になる」みたいなところがある気がする。
(もちろんそれが誰かを守るためにという目的には繋がっている。あくまでもそういう一面もあるよね、という意味で書いた。)
努力ってつまりそういうことだよね、と私は解釈してるし。
対してイタチはすべてが他人のための生き方だ。
うーん、どっちも羨ましいし憧れるけど、生きるとするならイタチのような人生がいいなあ。