実写映画版「僕だけがいない街」ネタバレありの感想

実写映画版「僕だけがいない街」観ました。
ネタバレあります。
感想です。

 


ネタバレあります。

 

 

ひとつ言いたい。
観終わった今だからこそ言いたい。

 

 

最後……主人公死ななくていいやん!!!

 

なんなんだ!
これまで頑張ったんだから、最後、これ見よがしに死ななくてもいいじゃん!
なんなのよー!

 

主人公……悟……死ななくていいやん!!!!
んもー!

 

 

真犯人の動機が「孤独(だと真犯人には見えている)にいる子どもを孤独から解放してあげる」「穢れないうちに救ってあげる」「希望の糸は切られてしまう」とか、なんだかよくわからない頭のいかれたもので、ついついポカーンとしてしまった。これはきっと俳優さんの演技も(いい意味で)相まってのポカーンだった。

いや、連続殺人とか犯す輩なので、頭がおかしいのはまあ当然だろうなとは思ったけど(いやまあそれも世の連続殺人犯への偏見なんだけど)、それにしてもこの人何言ってるんだろう感がすごかった。
いっそ愉快犯だったら……いや愉快犯……なのだろうか……? 深い動機などなく、ただ単に殺人を楽しんでいるような犯人だったらなあ……。
いや「孤独から解放する」はまだわかるけど、「穢れる前に救う」というのがよくわからなかったので、そのあたり真犯人とじっくり腰を据えて話し合いたい。

 

そして雛月は誰と結婚したんだろう?と気になって思わずググってしまった。
賢也が指輪してたから賢也と、なのかな?と思ったけど原作は別の人とらしい。悟じゃないんかーいっ。悟じゃないんかーーーーいっっ。

 

悟はすごくたくさんの人を救ったけれども、最後悟が死んでしまうことによってたくさんの人を悲しませる結果になったことに納得がいってない。すごく納得いかない。これじゃ視聴者は(少なくとも私は)救われた感が無い。いやべつに救われた感を絶対くれ!ってわけじゃないけども……。救われて、というか悟ひっくるめてみんな幸せエンドがよかった。

 

それからリバイバルした過去でのお母さんの「途中で投げ出すな」という言葉がよかった。お母さんリバイバルのこと知ってるのかな!?って気にさせたくらい。

 

序盤愛梨がカレー作るのも、アイスホッケーも、お母さんが鍵閉めないのもすべて意味があって伏線になってたのもよかった。「すべてのシーンには意味がある」ですよ。すごい。

 

でも藤原さん……死なないでよぉーーー。
いやまあ……あそこで真犯人を止めたのも悟のいいところであって主人公ならではの行動か……うう……。